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映画「ハドソン川の奇跡」を再度見て


映画「ハドソン川の奇跡」を映画館で見たのですが、再度、レンタルビデオ店で見て、感想を書きたいと思います。

安全対策とは何か?についても良い映画です。

 

初めての事故は容疑者になる

この映画の醍醐味は何でしょうか?簡単なことです。

今回の映画をみればわかりますが、事故が事件になり、事件が容疑者になったわけです。

これはおかしいと思わない点が沢山あり、現実の世界でもよくあることです。

更にいえば、当事者ではない専門家が沢山でてきて、これは違うなどと、上から目線で対応しているのです。これもよくあることです。ですから、こうした危機的な状況において、常にこうしたリスクが出てくるという示唆なんです。

 

 

常に新しい見方を提示

今回の映画での主人公は機長でありますが、単に何にもしないわけではなく、常に考えて、常に何をすればいいのか判断をしていました。これは常日ごろからの訓練と、長年に及ぶプロの視点なんです。

ですから、常にプロとしての自覚をもって対応しなければいけないという事ですね。

また、解決策をじっと待つのでなく、常に新しい目線で対応しなければいけないのです。

その典型が最後の裁判風のところですが、資料だけではなく、実体験から得られる事実を公開した点の部分は素晴らしい判断だといえるのです。ですから、こうした時には常に新しい視点が重要であると認識しました。

 

 

墜落事故から入間基地の件

実は地元では入間基地があり、10数年まえに墜落事故がありました。

これは今回のケースと似ており、非常に古い機体で訓練したため、故障して墜落。それが住宅地の中ではなく、唯一、河原の部分で墜落しており、殉死としてみています。

しかし、当時の状況はまったく違い、今回の件のように、墜落した=危険という流れでした。確かに、その通りですが、多くのデータを見てみると、今回の映画と全く同じなわけです。それが航空自衛隊でしかありませんでした。

安全対策をしっかりしていても、整備不良ではなく、整備自体ができない古い機体なのでこうした状況になりました。

この結果として、もう古い機体は使わないという判断までになっています。

 

良い映画は常にいい

今回の映画はとても素晴らしい。映画館でもビデオでもいいわけです。

こうした映画は常に見ることで、色々と考えることがあり、とてもいいと思います。

安全対策から、危機管理まで、常に実生活でも役に立ちます。

2017年2月6日