熊本地震における「これは必要」というのを調べてみたまとめ
防災販売店を運営しているため、今回の熊本地震は、東日本大震災以来の、大きな災害になっております。
販売面でみれば、ある程度、災害対策が対応しているため、不安などからの瞬間的な買いだめのような事はなく、自治体などの支援購入が先にあります。一般の個人や企業などは、検討段階で動いている程度であり、即購入などはありません。
しかし、今回の熊本地震において、再度、防災意識の見直しや、新しい対応方法などで、再度、防災グッズの検討をする企業などからの問い合わせなどが来ている状態です。あらかた、防災用品については、それなりに情報があり、混乱はありませんが、どんな商品が必要であるかは、防災のサイトのアクセス解析を見ると、非常にわかりやすいです。
今回、そんな防災の準備の為、どんな商品が必要であるのか公開してみます。ぜひ、ご覧ください。
今回は14日からの今日までの5日分と、18日の今日だけの部分の2種類です。
当サイトのアクセスなので、非常食など扱っていませんので、偏りがありますが、それでも防災セットなどの基本はありますので、参考になると思います。
まずは5日分の20位までの内容です。
次は今日、18日分の1日の20位までです。
当店はランキング形式がトップページにあり、売れ筋品を公開しているため、「防災グッズ ランキング」などの情報から来ているのがわかります。あとは「最新防災グッズ」や「防災セット おすすめ」などの視点がけっこう見られているのがわかります。
基本はサイトの作りそのものなので、あまり変わりネタはありませんが、「100円ショップの防災関連品」などの情報がほしいと思っている方が多いのがわかります。
アクセスは通常の5倍程度
こんな小さい会社のサイトでも、見る方がいるので本当にありがたちです。
通常は100人程度が毎日見る程度ですが、熊本地震以降は5倍強になっています。
こちらが1ヶ月間のアクセスグラフ。
同業他社に聞いて見ると、大阪などの関西以西の自治体などが「支援物資」を大型供給している模様です。
備蓄分は緊急に輸送して対応。無くなった分は後から補充するため、その特需があるみたいです。
当店は法人専門店で、自治体にはあまり関わりがないため、動きがないのですが、全体としてはこんな感じであるみたいです。
4月19日1日分のキーワードも見てみましょう。
インターネットの凄さは、今のビックデータと言われる部分であります。
ネット広告はヤフーとグーグルの2種類がありますので、両方公開してみます。
まずはヤフーから1日分。
こちらを見ると、防災セットの中身をどんなものが必要であるのか「悩み系」が多いです。「必要なもの」「準備」「中身」などです。相談所まである所を見ると、結局は、災害とは常にあるわけではないので、こうした点が読み取れます。
サイト側としては、画像や中身などをなるべくわかりやすく「安く」販売することが求められるでしょう。
次にグーグルのほうです。こちらは2種類。上位のキーワードと、1キーワードの内容しかないロングテールキーワードです。
まずは大きいほうですがこちら。
防災ラジオや手回し防災品など、具体例がありますが、どちらかと言えば「グッズ」や「用品」などセットものがメインとなっています。
細かいのはこちら。
こちらはより細かいので「ヘルメット」「ライト」「売れ筋」など、より具体的な防災セットの用意や提案ができているかどうかですね。災害対策品であれば、もっと具体的な提案が必要なのがわかります。
こうした点から、全体としては、大まかな防災セットの内容をよりきめ細かにして、対応するようなページ製作と、それに対応した充実した種類や提案などが必要でしょう。
東日本大震災の時には、水害対策や水対応・トイレの対応など、より商品の品質や性能がメインでした。
今回も時間がたつにすれて、内容がより具体的になっていくと思います。
2016年4月18日
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