横浜出初式とは、毎年1月上旬に横浜市消防局が、横浜赤レンガ倉庫周辺にて、学び・楽しめる安全・安心フェスティバルとして開催される催し。
港町ならではの一斉放水や消防総合訓練が人気です。また、開催日は休日の土曜日または日曜日であるため、家族連れが非常に多いのが特徴の出初式となっております。
横浜市で開催される出初め式。なんと赤レンガ倉庫のイベントとして開催。無料で見れるので非常に楽しみです。一斎放水や航空消防ヘリなど、見ごたえ十分です。
東京方面なら帰りは大桟橋から客船が出ていて、横浜ベイブリッチから東京湾のレインボーブリッチまでの綺麗な夜景を楽しめます。ともかく、1日中楽しめる良いイベントです。
朝から行けば1日中楽しめるイベントだ
目次
平成30年横浜消防出初式2018レポート
2018年1月7日の日曜日。
晴天の中、横浜消防出初式がスタートしました。開催の11時から15時まで非常に楽しめる防災関連の出初式であります。
レポートします。
当日の9時頃のメイン会場。
空は冬の青空。風もほぼなく穏やかな日であり、最高の出初式日和です。
今回のメインの一斉放水ですが、なんと!左右に長い化学放水用のタイプを両脇にして放水する絵柄となっておりました。
赤レンガ倉庫は非常に絵になり、消防車のレスキュー車が非常に映えます。
横浜といえば港町ですが、大桟橋には大型客船の「日本丸」が停泊しておりました。
・消防総合訓練
消防総合訓練とは、どちらかといえば、本番対応ではなく、演出として「ステージ」でありますので、ちょっとした防災訓練紹介ステージです。
基本はメインとなるため、多くの人が見に来ます。
会場の10時半の様子。
この時間になると、ほぼ満席です。自分のように9時に到着する人は珍しく、10時くらいで満席になります。席は無料です。座ってみれるのでおすすめです。
横浜市長の挨拶でスタート。
この後は、横浜古式消防保存会による梯子乗りです。毎回、素晴らしい演技であります。この日のために訓練しているのが非常にわかります。(他の出初式よりレベルが高い)
そして、華麗で優美な消防音楽隊によるドリル演技。
これが終わると本番。
総合訓練が開始されます。
横浜消防出初式で一番カッコイイのがこちら。
スーパーレンジャーのSR部隊の出動です。この写真を1枚撮影するために来ているようなものになります。
横浜消防出初式のメイン会場は、もともと公園を活用しているため、それなりに狭い部分です。このため、会場一番後ろから撮影すると、こんな感じになります。
今回は、いつもとおりの防災訓練風景でしたが、ドローンを偵察部隊として活用している事例として、出初式で対応しているのは、東京消防出初式では見ないタイプであり新鮮でありました。
そして、一斉放水がスタート。しっかりと綺麗に撮影できました。
いつも通り、ヘリが海側から来て、ハマちゃんの挨拶で終わります。
・13時半の航空救助訓練は横浜消防出初式ならでは!
総合訓練と、もうひとつ目玉があるとすれば、横浜港街にふさわしい航空救助訓練です。
今回は、晴天であると同時に、大桟橋に豪華客船である2隻が停泊しており、絵になりました。
こんな感じで海上での訓練模様なので、非常に珍しく素晴らしいイベントです。
他の出初式では見ることができないシーンです。
・その他、ステージイベント紹介
その他、15時まで朝から基本会場内はイベントが沢山あります。
消防艇の乗艇体験や、放水体験もあり、安心・安全フェスティバルという面では非常によいです。また、多くのイベントがお子様メインとなっており、家族連れイベントとして最適です。
全体の会場内は非常に広く、横浜の赤レンガ倉庫周辺全体で対応しております。
このような着ぐるみとの撮影も可能です。
定番のはしご車搭乗体験もあります。
また、お子様には嬉しい横浜アンパンマンミュージアムによるアンパンマンショーは毎回非常に人気であります。
最後の15時の一斉放水ですが、今回は大桟橋からみました。
大型客船が2隻停泊していますのでみてきました。
こんな感じで、非常におすすめの横浜消防出初式であります。
2017年横浜消防出初式レポート
1月8日に開催されましたが、あいにくの午後からの雨のため第2部から中止となりました。
それでも午前の第一部は寒い中でしたがよかったです。
10時半頃に到着。会場はこんな感じで曇り空であり、寒い日の予感です。多少の風がありますので、寒さは強くなります。
基本は消防マニアメインのイベントではなく、横浜の場合はお子様・家族連れがメインです。晴れであれば、もっと家族連れが多くなって楽しんでいたでしょう。
それでも、大人であろうが子供であろうが、普段では見れない・乗れない・触れないものばかりの緊急車両ばかりであり、嬉しいものです。
そんな中人気なのが、はしご車による赤レンガ倉庫での体験です。これは予約制でありますので、その場では乗れません。
更にお子様向け限定のイベントなので、おっさん消防マニアは無理なのが残念です。撮影くらいしかできません。
一斉放水の準備も終わり、後はイベント開始となります。
・オープニング、梯子乗り、音楽隊ドリル演技
11時よりスタート。出初式の開会式のオープニングありスタート。
最初の見所は、なんと言っても梯子乗りです。
あちこち見てますが、もっと時間を多くしてみせてほしいものです。
曇りなので逆に天気の良い日よりもハッキリと見えてました。
説明が演舞と同じなので、見ている間に終わってしまうなど、難しい梯子乗りの見方です。少しだけエンターテイメントとして見せてほしいものです。
次は音楽隊なのですが、座席に座ってみているため基本見えません。撮影は手を伸ばして撮影したので見えるだけです。
・消防総合訓練・一斉放水
消防マニアとしては、単にこれを見に来ている感じです。横浜のハイパーレスキューを見に来ている感じですね。
座席の一番左に座り、最高の位置から撮影
消防車です。
一応、現場は何かの想定なんですが、イマイチわかりません。
そして、今日最大にして最高の瞬間。撮影。この1枚のために横浜に来ましたよ。
大人なしく前を見ているのですが全くわりません。
なちみに会場では立って見ること禁止です。当たり前ですけど。
見たい方は早朝から来るか、スポンサーでないと全く見えないです
そして、時間が流れ、いつの間にかに一斉放水が海辺にて。全く分からなかった。
そして会場でも。今回の一斉放水は「あれ!おとなしくない!」と思うほど、全く水飛沫がありませんでした。
・参加体験イベント
せっかくの出初式のイベントです。普段ではできない事を体験できます。
横浜市クラスになると、しっかりとした体験コーナーがありますので、さっそく体験。
放水体験と消火器体験です。
ほとんどお子様が並ぶのですが、大人も体験OKなので、並んで体験しました。
基本は家族サービスがメインとなるわけですからね。
消防マニアとしては、消防艇乗船体験なのですが、時間の都合上、できませんでした。
・航空救助訓練
総合訓練と並び、横浜の出初式のメインイベントがこちら。特に海からの演出は横浜ならではの出初式です。
横浜市の消防の最大の見所です。一斉放水よりも、こちらのほうがカッコイイです。
大桟橋をバックに救助する訓練模様は壮観ですね。けっこうヘリマニアとしては、良い撮影なんですよね。
けっこう近場を何度も飛来してもらいえるのでいいです。
第二部の消防救助訓練が終わりかけた頃、予想通り、雨模様になりました。
基本イベントは中止となりました。
来年は晴れを期待します。
天気には勝てず。1月なので寒いから無理なんですよね。
横浜消防出初式
2017年も「横浜消防出初式2017 集い 学び 楽しめる 安全安心フェスティバル」として開催。2017年(平成29年度)1月8日の日曜日に横浜市消防局と株式会社TVKコミュニケーションズ主体で開催されます。
下記は2017年をイメージした公式ポスターです。毎回こうしたイメージポスターが大好きな出初式となっています。
・赤レンガ倉庫で開催
ここからは2016年度の出初式内容となります
地元の方なら赤レンガ程度など、毎日見ているので、全く感動すらありませんが、全く行かない人からみれば、これは楽しみ満載です。見ているだけ・いるだけでもいいわけです。
有名なデートコースであるのがよくわかります。とってもお洒落だし、雰囲気は最高レベルでしょう。そんな赤レンガ倉庫で開催されます。
横浜の街へ電車で到着。少し寝坊して10時に。
10時半からスタートしますので、これはイベントに遅刻です。
パラパラと家族連れの方が沢山。毎年日曜日という条件ですので、家族サービスとして横浜を訪れるし、男の子なら大・大好きで興奮しますからね。
(わたしは、おっさん1人です)
なぜか知らないけど、赤レンガ倉庫につくと嬉しいものです。
流石横浜市という感じで、オシャレで都会の観光名所として素晴らしいと思います。
こんな感じでイベントに協賛しているテントやお店や飲食店がズラリあります。体験コーナーも各社充実している感じです。お金があれば何かお土産品でもいいですね。
当日は快晴で風もなく1月と思わない4月並の暖かさでした。
消防車は展示用にも沢山ありますが、総合訓練のために移動しています。その後は赤レンガ倉庫周辺に展示されます。朝早くきたので準備前でレスキュー車がいました。
こうした赤レンガ倉庫と消防レスキュー車の撮影などは、朝一でしかできないでしょう。少しだけ早く行けばいいだけなので、ぜひおすすめです。
・イベント広場にて開催
メイン会場があり、基本はここで主催者の挨拶やイベントが開催されます。
予約制はありますが「自由席」もありますので、早く行けば座って見れます。これが意外と知られていなくて、開始10分前でも数席なら空いているので、ここから見たほうがいいです。
当日は快晴であり、4月の陽気です。日差しが強いくらいであります。また、湾岸でありながら、全く風が無く、その点も素晴らしい日でしたね。
イベント前では、大桟橋には一斎放水のため消防車が並んでいます。ここからの撮影も、とっても人気の場所となっています。
会場近くでも放水があります。こんな形で用意されています。
場所的には赤レンガ倉庫の海側の大きな広場をメイン会場としています。数百名が座れる場所として設置されています。総合訓練以外のイベントも、ここがメインとしてあります。
当然の如く、オープニングセレモニー前はいっぱいになります。座ってみたい方はぜひ、時間を早めに行きましょう。
トイレですが、赤レンガ倉庫周辺には、公衆トイレが沢山ありますので、心配はいりませんが、できれば駅構内で対応して現地へ行きましょう。
セレモニーがスタートすると、横浜市長である林市長から挨拶です。
・梯子乗りや音楽隊による演舞
個人的には、伝統的な梯子乗りの演舞は大好きですね。あちこちでやることがありますが、こうした機会でないと見る事ができませんからね。
会場内であれば、席から座って見ることが可能です。基本はあちこち移動しないで座って見てください とのことです。撮影する際にちょっと立てる程度です。
よ!日本一。
逆光なのでご勘弁ください。
次にこちらも人気の消防音楽隊によるドリル演奏です。
席後方からなので、あまり見ることができませんでした。
基本は座って見ることになります。
写真を撮影していると、暇そうなお子様がずっとこちらを見ていました。
確かに、音楽隊の演奏より、目の前の変なおっさんが必死になって撮影しているほうが興味があるのでしょう。呆れた目でじっと見ていたので撮影しました。
こんな感じで、基本は家族連れで来るイベントなので、関係者も多いですが、基本はこんなお子様が多い現場です。
消防総合訓練
メイン会場で一番の催しイベントが消防総合訓練です。実際の災害を想定して、日頃の訓練をイメージした演出構成になっています。
当然、あくまでもイメージですので、実際の現場は大変ですし、あくでもイベント用訓練演出ですが、お子様などは嬉しいでしょうね。(わたしも嬉しいですが)
・レスキュー隊ががっこいいわけ
メイン会場での総合訓練ですが、ハッキリ言えば見えません!。
場所取りをしないと、何をしているのかわかりません。会場内でも後方ですが、それでも何かしている感じでした。
そんな中、赤い大型車がぞくぞく入るシーンはいいですよ。
特に毎回ですが、横浜市消防局特別高度救助部隊の登場シーンはいいです。通常の赤服と言われるもので、スーパーレンジャー部隊です。
有名な漫画の「め組の大吾」という漫画を見れば、どんなものかわかります。
座って見るのは「誰でも立ってみたい」からです。このため、みんな我慢しながら見ます。そのため何をしているのかさっぱりわかりません。
そんな中、SR(スーパーレンジャー部隊)の車両シーンはいいですよ。
会場内の横を通過するので撮影し放題。
本来なら移動も禁止でしたが、横スペースは誰もいないのでバッチリ撮影。
イベント後半になると、「あ!そうだ!一番後ろから立って撮影する」という事に気付きちゃんと見えました。日本人の悪い癖で、何にも考えないで命令された通りはいけませんね。
ただし、規制された会場内ですからできますが、会場外の周りは人だかりの列・山・人垣ですので、ともかく早く現地へ行かれたほうがいいです。
一斉放水
横浜出初式以外でも、一斉放水は一番の催し事となりますね。
毎年、この撮影のために、あちこちから来ている方が多いのが現状です。見た目が派手ですからね。また、海側ならの街中と比較して綺麗な感じです。
・見た目が華やかです
メイン会場では、関係者の招待者は、雨カッパ用意されていますが、一般の方は無いので、濡れて電子機器など壊さないようにとの注意。
基本は近ければ近いほど濡れるのですが、会場でも後方にいれば、パラパラ程度でした。
最初は防災ヘリから、ドバー!と放水。
海からは消防艇乗艇からドバーっと放水。
大桟橋からも、ドバーっと放水。
そして、メイン会場からも、ドバーっと放水。
そして、最後に自殺志願者みたいな感じで、キャラクターのハマくんが登場。
航空救助訓練
各地域の出初式で、横浜だけが、こんな派手な演出をします。それが消防航空隊による海上からの救援訓練です。横浜らしい感じで、会場からも大桟橋からも見れるので、このシーンだけでも見れれば、来た甲斐がありOKな感じです。
・ともかく派手さはNO1
海に投げ出された感じですね。
消防ヘリが2機。この時点でカッコイわけです。
普段見ることができませんのでいいですよね。
このように大桟橋からも、会場内からも、けっこうガラガラなので、場所さえあえば、簡単に見れるのがいいです。
訓練なので、助けて終わります。こんなド派手な演出は横浜出初式だけではないのか。
午後の一斉放水の際にも、再度、消防ヘリはきますので、午前見逃した方はどうぞ。
その他イベントおすすめ
朝から夕方の4時近くまでイベントがありますので、あちこち回って見て体験してみるのがいいです。普段は触ることができない消防車など沢山展示されているし、赤レンガ倉庫なので観光としてもいいですよね。
・消防艇乗艇体験
横浜らしく放水体験も海に向かって放水です。消火器の体験コーナーもあり、よいイベントです。
消火器の使い方については、実際、ほとんどしていないので、こうしたイベントで1度でも体験すると非常によいと思います。
横浜の出初式には2艇。消防艇乗艇体験が可能となっています。一斉放水の時の艦艇です。
へんてこな形をしているのは。放水の際のバランスを取るためと、その水をタンクに入れておくためです。けっこうユニークな形です。
どちらも乗船できますが、時間の関係から、よほど好きでない限り1人1回程度ですね。
中に入るとこんな感じです。
横浜なんで、こうした水上型乗船ができるのは、とっても魅力的なイベントです。
・車両展示
午前のパフォーマンスを終了したハイパーレスキュー部隊などは、赤レンガ倉庫近くで撮影可能となっています。
その他、車両展示以外にも、沢山の体験コーナーな記念撮影などができるようです。
気軽に声をかけて撮影してましょう。
赤レンガ倉庫をバックにうまく撮影できればいいですね。
こんな感じで夕方までイベントは開催されていますので、好きな消防車などを気軽に撮影しておきましょう。時間になれば、消防車は市内へ帰ります。
・イベントパフォーマンス
会場では、イベントのパフォーマンスが行われています。
時間があればぜひみておきましょう。
太鼓演奏です。
こちらは2017年のイメージポスターでも使われている脱出用の消防機器ですね。
こちらが一番よかったフットサルサッカーのパフォーマンスになります。
会場内では、横浜消防のオリジナルグッズが販売されています。
その他、お子様に人気なのがアンパンマンショーです。このためだけに来ている親子連れなどが沢山いる感じでした。
大桟橋から客船で帰る
横浜の出初式ですが、東京方面・千葉方面から来ているのであれば、電車で帰る駄賃と同じ程度で芝浦まで帰るクルーズ旅ができますのでご紹介します。これはお得以外の何ものでもありません。
・たった1800円程度
4時の夕方になると、出初式は終わります。せっかく横浜に来たのですからね。
コースとしては、大桟橋ですが、横浜中華街などもいいでしょう。
景色としてはやっぱり大桟橋からの撮影です。寒くなければこちらへ。
消防艇が帰るようです。大桟橋から撮影。
当日は快晴で雲ひとつありません。夕暮れになると、横浜港と影富士がしっかりと見れる非常に綺麗な景色となります。大桟橋から無料でいつでも見れるわけです。
もちろん、タイミングは重要です。夕焼けなど数十分でなくなりますからね。
赤レンガ倉庫はこんな感じで、出初式のイベント跡です。
今回乗るのは、大島からの帰路、横浜港から芝浦港へ帰る客船に同乗します。このため、めちゃくちゃ安く乗れますし、しかもガラガラです。
船が出発して、船から横浜港を見るだけでも、何千円の価値があるわけですよ。
電車で帰ったりしたら見えないわけですよね。
出初式の帰りは、なんと!東京湾までクルーズです
横浜ベイブリッチを通過します。この後は、羽田空港を経由して東京湾に入ります。
1時間半ほどでレインボーブリッチへ。綺麗に東京タワーが見えます。
こんな感じで、ナイトクルージングが横浜から東京湾にできるお得な情報です。
わたしは埼玉県なので、少しだけ遠回りですが、年に数回、横浜に行く場合などは、この方法でいつも帰っています。