ヘルメット・帽子
ヘルメットは実際に購入していても押入れで眠っていることが多いです・・・
阪神淡路大震災の時の体験者さんが「しっかり準備していたけど押入れの奥に入れていたので不便だった」という話をしていました。
せっかくなので非常用持ち出し袋と一緒に取り出しやすいところに置いておく習慣をつけたほうが良いです。
ヘルメットはいままでは工業用のようなプラスティック製で半円形のものをイメージしますが、今は折り畳み式のものや、ぬいぐるみに入ったものなどたくさんありますので、ライフスタイルに合わせて選んで、手の届くところに置いておくこともできます。
災害時にヘルメットがないというときには帽子で少し代用することができます。タオルを頭にかぶせて上からお帽子をかぶるだけでも、落ちてきたものの衝撃は吸収できませんが、ガラスや石が飛んできたりしたときの切り傷、擦り傷はかろうじて防御ができますので、そういった防護も大事です。
また、頭は軽く切っただけでも大量に血が出ます。お子様のいる家庭では本人もパニックになりやすいので、こういったケガの予防も大切です。