防災用品としては、あまり関心をむけられないものですが実際はとても大切です。
ボールペン、鉛筆、メモ帳はもちろんですが太い油性ペンも必要です。
細かいメモや伝達事項などはボールペンなどで大丈夫ですが、場所への書き置きをする場合には太い油性ペンが便利です。
ほかに団体で避難をしているときには看板を作成したり、仕訳などでも使えるので大切なアイテムです。
・油性マジック・・・太文字と細文字が書けるツインタイプ。100円ショップなどで売っているマジックは見た目は油性マジックの様だが実は水性という事も多いので購入の時にパッケージをしっかりと見ること。
・ボールペン・・・普段使いで使うペン。もし書けなくなってしまったときはペン先を本当に軽く火であぶってから紙の上でとんとんとすると書けることができるので覚えておくと良い。
※覚えておきたいボールペンの直し方
本当に先部分のみを温めて詰まっているインクを溶かします。 |
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加熱をした紙などにペン先をトントンとして溶けたインクを外に出す。 |
・クレヨンまたはクーピーの白、黒・・・湿ったものにペンで書くことはできません。さらに吸湿性のあるものやツヤツヤしたものに書くにはペンではできないことがあります。そこで意外な盲点がクレヨンやクーピーなどの油性の書き物です。個人で筆記具と共に入れておいても良いのですが自治体などで看板用としてそろえておくのも良いでしょう。また、チョークを用意している方もいますが、チョークは同様に使用できますが折れることが多いのと、消えにくい点からもクレヨンやクーピーはお勧めです。
・クリアファイル・・・衛生的で加工しやすいプラスティックは様々なシーンで活用できます。2枚のクリアファイルを合わせるようにして中にメモ用紙などを入れておけば汚れなどに安心です。
・カッターナイフ・・・大は小を兼ねるというように大きいものでロックができるもののほうが便利。最近は100円ショップでもロックのかかる大きなカッターナイフがあるので入手がしやすいです。大きいものを使うのが怖い場合や不安な場合には遠慮せずにほかの人に依頼したり、積極的に貸したりするとよいです。自分以外の人が使うことが多いので名前を書いておくと安心。
筆記用具の備えとして、自分の情報を書いたメモを携帯しておくことも重要です。
自分の情報としては普通の紙に書くよりも水に強い紙などに書いておくと便利です。
・名前
・住所
・電話番号メモ
・血液型
・生年月日
・家族構成(ペットも)
・病気、疾患メモ
・保険証の番号
・かかりつけ医と診察券番号
・・・など
最近多い困った点については既往症(持病)に関する情報です。ネームタグやIDケースなどを活用して自分の病気をわかってもらいやすいようにしておくことがとても重要です。
現在一番多いのは生活習慣病に付随する疾患です。どのような点に注意が必要かということがまとめられているのでこちらの専門サイトを参考にしてください。「糖尿病ネットワーク 災害についてhttp://www.dm-net.co.jp/saigai/」(外部ページが開きます)
※IDケースとは?
IDケースにホイッスルがついたものがあります。→ |
IDホイッスル&カラビナリング 134円(税込) |