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防災販売に関してアドバイス10点のプロ視点分析

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防災グッズを販売していますが、2016年の年末に対して、プロの視点からどんなアドバイスができるのか分析してみます。どんな事に興味があるのか?販売側からの視点としてお伝えします。

01

売れ筋品の傾向

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防災関連品において、売れ筋品は、業界向けか・個人向けか・官公庁向けによって大きく分かれます。これは単純に個数や期間と大きく連動しますので、売れ筋品の傾向が全く違うからです。この点についてお伝えします。

・官公庁向けとは

最長で5年に1回、備蓄の防災用品の賞味期限の問題で、入れ替え作業をします。数は住民数におじて対応しますので、数千万円クラスが一般的です。主に非常食関連が多く、賞味期限切れは破棄されます。

災害対策のため、備蓄タイプの売れ筋品は「固定化」されており、入れ替え作業がメインとなりますので、それほど大きな変更はありません。

しかし、プロの視点から見れば、備蓄するタイプにも大きな傾向があり、電池がいらないタイプのライトや、通信手段を確保するためのスマホバッテリーなど、近年、生活必需品となりつつある商品について、しっかりと対策しなければいけないと思います。

・業界向けとは

当店の販売の仕方は業界向け特別販売方法です。本来、防災用品関連は、災害時に対応した商品がメインとなるため、官公庁向けがメインなのですが、販促用グッズとして、企業イメージ向上のため使う場合があります。これが当店の「防災グッズ品」となります。

店頭では販売しているわけではありません。あくまでもプレゼント用として展開します。これが特別ルートでありますので、その分、大量生産・販売を基本としており、単価が非常に安くなっております。

個人販売と比較すると3分の1程度のコスト計算になり、1個販売ではなく1回数百個販売が基本となっています。法人でノベルティグッズ・販促品グッズとして使うのが目的となります。

・個人向けとは

個人向けについては、1人1個を購入するタイプになりますので、1個当たりが数千円から数万円が基本となっています。雑貨品扱いとなりますが、ほとんどの防災用品販売店は官公庁と法人がメインなので、非常に特殊な販売先でありまあす。

東日本大震災の事件以降、防災意識が向上した結果、普段では見向きもしない防災関連品をもとめる声が大きくなり、このような防災を個人で購入することが多くなりました。

メインやショッピングモール販売がメインとなりますね。

02

最新の防災グッズの傾向

時代と共に防災用品関連品は大きく変更しますが、それでも個人・法人向けは影響がありますが、消防などの災害対策における官公庁については、非常食などの備蓄ですので、それほど変化はありません。今回の事例は個人または法人における流行品や傾向についてお伝えします。

・通信関連の需要増に答えること

日本国内に関して大規模災害は、東日本大震災ですが、それ以下の規模における熊本地震クラスになると、災害における防災意識の違いがありますので、比較するのは難しいと思います。ですから、今までの部分と、これから5年先の防災関連品について、「最新の防災グッズとは?」という視点でみたほうがいいでしょう。

その意味では、やっぱり重要度が高く、しかも前の5年では全く価値が低かった通信の「スマホ対策」がまだまだ不十分であると思われます

スマホ関連品は通信機器として見られがちですが、今では立派な安否確認などの情報でも重要であり、また、現場でのストレス解消にも大きな影響がありますので、この需要にこたえる事が、とっても大事であると思っています

・スマホバッテリー

・ソーラー式・手動式ライトとの併用

・電池式充電器

など、最新の通信機器に対する電源確保が何よりも重要度が高いと思います。

・防災セットは質より機能の傾向

防災セットに関しては、質より機能であり、身の丈にあった装備やリストのセットが重要になるでしょう。よく間違いがあるのが、高額が防災セット品を揃えたから安心であるという認識ですが、全く使わないものは宝の持ち腐れでありますので、防災セットはしっかりと必要なものをリスト化できる「能力」のほうが重要になります

このため、無駄で高額が防災セットよりも、機能別に分かれたものが好まれたり、帰宅難民問題のように、企業向けの防災セットなどが最新の防災グッズの中で評価を高めています。

03

無印良品が好まれるわけ

無印良品

どの分野でも、オシャレでシンプルな商品は高い評価を得ています。その中で、防災関連品の中では「無印良品」が高い評価を得ています。どうしてなのでしょうか?

・消費者の声を商品開発に

無印良品の商品開発は、大きく2つあるといわれています。

・自社商品開発

・利用者視点開発

となっており、どちらも非常に人気のデザインや機能や品質であり、共にリーズラブルになっていると高い評価を得いています。

わたしの備え。いつものもしも。  無印良品ネットストア

「もしものあかり」「もしものごはん」「もしものエチケット」「備蓄用品の保存」「身の回りの備え」「家具の備え」のカテゴリーがあり、各商品ごとに無地タイプのシンプルな商品が沢山あります。

消費者がこれはほしい!と思った商品を展開しているのは強いです。

・シンプルな無地のデザインが落ち着く

シンプルで美しいものは誰でもお気に入りになります。防災関連だからといって、ゴツゴツしたデザインセンスがないものよりも、自分の家の収納に備えとして置くには、欲しいものがあっても選んで置きたいものです。

せっかく買ってまとめて揃えるのですから、シンプルな商品がいいわけです。100円ショップのダイソーやセリアも似ている商品は沢山ありますが、無印ファンも多く、こうした防災関連品でも人気になっています。

04

ランキング上位になる防災用品とは

防災用品の中で、あれこれを選ぶ場合、どうしても優劣が分からない場合があります。そんな時に役立つのがランキング情報です。当店でも常に最新のランキング情報を「独自」に展開していますが、どのような部分が大切なのかご説明します。

・低単価だけど高機能品

まずはコスパです。高い防災用品は、機能も性能も良いですが、1人1個揃えるのにはどうしてもコストがかかり過ぎます。このため、結局は取り揃えないという形になりがちです。ですから、ある程度、余裕ができる程度のコストと中身のバランスが重要でしょう

こうした事から、良くあるパターンとして、単価が安い順に見ていくといのが正解です。最終的に高くなれば、何でも良い性能や機能になりますので、上位のランキングにある商品で、安いものから必要であると感じたら、防災セットの中候補として展開していきましょう。

・コスパが良い商品とは

機能の中で、当店がやはりおすすめなのが、ソーラー式タイプや手動式タイプです。単純に電池が要らないという点なのですが、それと同じように最近では、スマホ充電器のソーラー式兼用、スマホ充電器の手動式兼用など、普段の世界からでも十分役に立つのもが多いです。

あとは、同じ性能・機能程度で、代替できる商品は多々ありますので、ブランド品などはやめて、極力、当店のようなノーブランドでも全く性能・機能は劣らないので、しっかりと見極めることが大切です。

どうしても日本人的には、価格が良い=性能が高いという感じで、信頼を逆手になった傾向がありますが、目利きをしっかりとして、安くても良い防災関連品をしっかりと見極めましょう。

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楽天の防災グッズとは

最近の傾向として、楽天市場の防災品が注目されています。個人事業者と比較しても、会社の規模が全く違うため、やはり目立ちます。

販促向け防災グッズからみれば、どんな風に見えるのかをご紹介します。

・個人向けのセット品がメイン

結論からいえば、個人が1個取り揃えるという点では一番だと思います

これは仕組みそのものが買い物カゴシステムであり、1クリック1回で終わるからです。このため、安く買うというのはなく、あくまでも「しっかりとしたものを1個のみで選んで買う」というのが一番だと思います。

個人通販なので、沢山の中から選んで買える喜びは、一般の個人の方からすれば安心・安全ですので、1個単位を揃えるという点ではいいと思います。

・安さを追求するよりも機能やブランド向け

更にいえば、機能や性能もとっても大事ですが、「自分にあった防災用品」という視点が強く、こうした点は、費用対効果で取り揃える防災品の選び方・買い方とは違います。

更には、おしゃれな防災品も多数あり、ブランド志向が強いタイプとしては、1個購入して、防災以外にも、普段のアウトドアでの使い方で、バッチリ使い込むというのが多いと思います。

販売側からすれば、こういた使いわけがしっかりとしてればいいと思います

大量購入にはあまり向きませんが、1個セット単位ならいいと思います。

06

防災リストが持つ意味とは

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防災リストは、多くの防災セットの中に冊子としてあります。ですから、防災セットを購入すれば自然とついてくるのですが、実際に災害には、地震・水害・台風など、色々あり、また地域によっては揃えるものが全く違います。

100均ショップで揃えるものが話題になっていますが、こうしたタイプのはしっかりと防災セットの中で揃えるべき防災リストを活用しなければ、いざという時には役に立たないケースが多いからです。

・備えておくことの意味

災害に備えることは、日頃のからの情報の整理につながります。つまり、どのような災害にはどのような防災品が必要になるのかを「知る」ことが一番最初のステップなのです。

ですから、備えておくこととは、基本となる情報の対策となるわけです

家族の構成によっても1人の単身と、家族全員の分とでは全く違います。こうした事から、防災リストは、いっけん簡単なようなものですが、非常に難しい部分があります。参考にする情報も大切ですが、何が必要か知ることが、まず最初の1歩になります。

・非常時最低限いるものは

そこで必要なのが優先順位です。まず災害時に何が最低限必要であるのかを知るべきです。そこから防災リスト作りをスタートさせましょう。

基本セットになっているものは、多くの防災リストの中にありますので、○×をつけておいたり、自分で持っているもの・持っていないものをリスト化したりして、不足のものを購入するようにしましょう。

このように防災リストを製作すれば、それほど難しい面がありません。

最低10点程度を揃えるようすれば第1回目は合格です。

07

赤ちゃん向けの備えとは

東急ハンズの防災コーナーから見た分析

イオンの防災グッズとは

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その他、おすすめ

その他のアドバイスとしては、当店の防災用品の100%が、防災関連品としての商品専門ではなく、販促用の防災品である点です。

これは100均ショップと似ている構造であり、100円ショップの商品=防災用品ではありません。しかし、100円均ショップの商品が、防災用品として役に立たないというわけではありませんよね。

ですから、基本として、商品を見極める眼があれば問題ないわけです。また、こうした視点から言えば、何も高額な商品がそのまま機能や性能として良いというわけではありません

結果として、しっかりと判断すればいいわけです。

ちなみに、消防関連の商品と防災グッズの差は歴然としています

消防関連は、火災や災害そのものであり、いわゆる消防署の職員が身に着けたり、普段使っている商品や設備などを指します。

これを揃える事は一般の方はしませんし、必要ありませんが、防災倉庫などの整備などでは、防災用品関連としては日常なので、この部分があるのでご注意をください。

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