防災グッズ運営店長日記
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福島第二原発取材

福島第二原子力発電所と放射能測定

8月10日に警戒区域である楢葉町が解除されました。一時帰宅が可能になります。
そこで、本来なら福島第一原発を取材したいのですが、一般人が出来る事ではありません。

原発事故における安全を見るため、近くまで見に行き、なおかつ放射能測定器で検査しようと決めました。

1km先に福島第二原発

どこまで行けるのかわかりませんでした。解除されたとはいえ、地元でもありません。
地図を見ながら広野小高線(県道391号)があり道路沿いに行きました。

お盆の時期でもあり、近くに被災を免れた龍蔵寺に行く車があったのも安心でした。

 

▼福島第二原発から1kmの海岸より

 

Google地図を見てもらえればわかりますが、この波倉という地区は津波被害場所です。

警戒が解かれて1日目なので、まだ荒れている状態です。

県道から海岸線まで200m歩いて撮影しました。

 


大きな地図で見る

福島第二原発にて放射能測定

福島第一原発から10km程度です。福島第二原発は今はどのくらいの放射能レベルなのか?

測定しました。結果は0.34から0.52usv/hです。

低くは無い数値ですが、子供がいる場所ではないです。

 

▼放射能測定器で福島第二原発を測定動画。最初の35秒のカウントダウンあり。

最大で1.24usv/h

場所を変えて、少し高台にて放射能測定器にて計測しました。計測方法なので誤差があるためです。

結果としては、1.11から1.24usv/です。

大人レベルでも危険であり、年間の総量限度が1.00usv/hと言われいます。(1.50usv/hとも言われる場合あり)

(※追加:8時間同じ場所にいると蓄積される計算として表現しています。取材は1時間程度)

(※専門家ではないので、表現が正確ではない点はご理解お願いします。不安を煽っているわけではありません)

波倉の1本松

この地区にも住宅があり、被災されたのが、あちこちでわかります。

家屋の土台や、そのままの状態など、放射能汚染による二次災害で、復興が上手く出来ないのです。

そんな中、元気な1本松。あの津波にも耐えたのです。陸前高田と同じですね。

▼動画

復興はまだ先に

福島第二原子力発電所を歩いてい見ると、普通に一般の住宅が沢山あるのがわかる。

しかも田畑もあり、原発が1000回に1回でも事故を起こさないようにしなければいけない。

特にメルトダウンは、今回のような悲劇を生むため、日本の今後1000年の教訓にしなければいけない。

 

そんな中、花やとんぼは力強く生きていました。

花は綺麗に咲いていたし、トンボは秋の訪れを感じさせます。

早く復旧が行われる事が大事です。

被災の爪跡

津波の威力と、その被害は地震と同じくらい災害のレベルを上がるのがわかる。

全てを押し流すため、その後の復旧が大変。基本は津波プレインに設定し、

そこに人が住まないようにしなければいけない。

海岸線の原発の意味

今回、どうして原発が海岸沿いにあるのか不思議に思った。

津波の危険性が地震の危険性より高いのであれば、電源喪失にならないように、

予備電源は高台に上げるなど、知恵を働かせていないのがわかった。

 

その他の関連取材リンク

・2012年8月12日:東北の気仙沼取材

・2012年8月12日:甚大な被害を受けた南三陸町取材

・2012年8月11日:警戒区域を解除された楢葉町取材

 

エステーのエアーカウンターSの実力(追加記事)

今回の放射能測定器は、エステー社が販売しているエアーカウンターSを使用しました。

アマゾンにて、メーカー直販で3981円で販売しています。(クリック)

外国製のロシアや中国製がありますが、日本製であるエステーが、どれだけの性能か判断するためにも

今回の放射能測定にて計測しました。

また、国や自治体やマスメディアは信用できないという側面も一部あり、自分の手で計測しました。

結果としては、福島県がたまたま、同じ場所で計測(クリック)しています。

下記画像。(文章の少し高台とは集会所)8月16日に測定しているので、ほぼあっているでしょう。

1.18usv/hと判断していますので、間違いはないでしょう。(龍蔵寺で判断)

約4000円で判断できるので、1台持つのは良いかもしれません。

 

 

 

 

 


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