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100均の防災グッズに勝つためには?

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01ダイソーをトップとした100円ショップ。最近では、防災グッズ関連を100円ショップで揃える「賢い消費者」が沢山出てきて、「防災グッズなんて、専門店から買うのはアホらしい」という声さえも聞こえてきそうです。当店としても負けてはいられませんよ!。

そこで、100均に負けない防災グッズをご紹介します。お得情報満載です。

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【1】100円ショップって何?

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今では、どの街にもあり、スーパーの中にも入り、どこにでもあるのが100円ショップです。私も文具関連品の小物は、100円ショップのほうが充実していると思っているので、活用しているくらい重要なお店です。

そもそも、100円ショップとは何でしょうか?

ダイソーとは

100円ショップの元祖はダイソーです。

株式会社大創産業

ダイソーさんは、今では海外を含め世界で4500店舗(国内3000、海外1500)もあり、日本を代表する小売り店です。

まだまだ移動販売の矢野代表時代、行商で全く売れないので全ての商品を「100円で販売したらどうか?」というアイデアを思いつき、その場で100円で販売。持って帰るのも面倒であったため、このビジネスモデルを思いついたようです

それが行列ができるほどの大盛況。これをヒントに「100円ショップダイソー」が生まれたのです。

キャンドゥとは

キャンドゥさんは埼玉県近くの和光市だったと思いますが、展開し今ではダイソーさんと並ぶほどの大手になっています。

Can★Do(キャンドゥ)

ダイソーさんのように自分達で開発して販売もキャンドゥさんもしていますが、あくまでも多くの仕入れ先から展開している100円ショップです。

セリアとは

ダイソーが一番警戒している新規の100円ショップです。

100円ショップのSeria(セリア)

岐阜県大垣市が本社。女性向けの可愛い店内や小物が中心。ほぼ自社商品ではなく、バイヤーが揃えた商品を陳列しています。このため防災関連も「カワイイ」が基本です。

大量仕入れ・大量販売モデル

100円ショップのモデルは、いたって単純です。

安く大量に仕入れて、安く販売する。この時に100円と設定して販売するわけです。

ですから、原価が100円以上のものは取り扱わないという点が素晴らしいわけです

また、どの程度の数量を購入したら、100円で販売できるため、50円・60円で仕入れることが出来るかどうかです。

金額ベースでは1アイテム1億円という相場らしく、日本・世界に店舗がこれだけあるからこそ、1アイテム1億円でも十分、在庫にならないで販売できるわけです。

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【2】役に立って必要なもの

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100円ショップが凄いため、当店のような店舗など勝てるわけがありません。

しかし、専門店だからこそ勝てる部分もあるわけです

全ての商品では無理ですが、一部の商品では、当店のほうが充実しているので、その点、価格も品質も「上」であるものが多数あります。

100円ショップはまた、利益を出すことをメインとしていますので、利益が出ない商品は展開できないという点も、100均と比較して長所だと思います。

こうした点から数点お勧め品がありますので、ご紹介します。

・ソーラーライト

ソーラーライト

ソーラーライトについては、電池がいらないという点において、もう、ほぼ全ての懐中電灯系ライトについては、防災関連としてトップレベルです。

災害時には、電池がない=明るさが確保できない という非常に深刻な事態になりますので、必ず1個はあれば、こうした事態に対応できるわけです。

100円ではなく150円程度の商品なので、これは必ず「買い」となります。

LEDライトなので、小さいわりには非常に強力な明るさ確保となります。防災関連品としてはトップレベルの内容です。

・ランタン

ランタン

ランタンになると、100円均一では無理であり、当店でも400円近くになります。ただし、最近のランタンは火ではなくLEDライトがメインとなっています。明るさを多く確保するためには、電池式のランタンのほうが安全であるからです。

このように実際には、あまり普段では使うこともないものですが、どの程度の能力や機能があるのかを知っておくのはよいことです。

・ポーチ

ポーチ

防災ポーチセットについては、専門店でセットで買うと100円ショップを上回ることが可能です。1個1個は確かに100均のほうがいいかもしれいませんが、普段から使わないものを揃えておくことは面倒ですから、ぜひ、防災ポーチセットをおすすめします。

上の商品では400円程度ですので、4種類購入となりますが、バランスをみながら選択するとよいでしょう。

・アルミブランケット

アルミブランケット

アルミブランケットについては、安いものから高いものまであります。当店で一番安いのは80円となります。これは専門店だからこそできるノウハウでありますし、100均は、防災専門店でも、アウトドア専門店でもないので、こうした商品は置いていない場合があります。この1点は、イベントでバラマキ型にも使われて、1回数千個単位で非常に動き、購入されるパターンが多いです。

・携帯用トイレ

携帯用トイレ

最近の調査では、マナーを守るという点と、トイレだけは、どうしても生理現象なので、我慢ができない点などあり、携帯用トイレが必須になりました。

災害時には、排便の場合、ウィルスによっての食中毒蔓延などがあり、重要度が高くなっています。また、女性の場合は、トイレの部分で、大きなストレスになっており、我慢の結果、高齢者が死亡した例もあり、けっこう深刻な部分になっております。

当店では130円程度の商品ですが、100円ショップであった場合は、多めに購入しておきましょう。

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【3】地震に備えるために揃える

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当店でも全て対応できるほど100円前後の商品はありません。

日本では地震に対応した防災関連品が多いのは、災害対策としては基本となります。そこで、今後100円ショップや当店でもどんな商品が必要なのかリストを一覧してみます。

●応急医療品リスト

最近ではあまり使わない場合でも、しっかりと準備して対応しているのが応急処置ができる簡易な医療品です。あまり高くないし、邪魔にもならないので、普段からあれば楽に揃えることができる部分だと思います。

・マスク

最近は花粉症などの影響もあり、また、インフルエンザの対策でも、常ににマスクをしています。ですから、揃えることが問題ないと思います。また、災害時には、風邪をひくリスクが増加しますので、常にマスクは「使い捨て」でできるようにしましょう。

もったいないと判断して、ばい菌があるものを何度も使用するのは危険であります。

・絆創膏(ばんそうこう)

バンドエイドは大きさが数種類あるのがいいでしょう。怪我などをして対応する形ですが、災害時には、包帯の強力なものとして、巻いておくのはけっこう大切です。

特に倒壊した家などでは、傷がすぐにできやすくなるため、絆創膏を怪我の前にするのもテクニックになります。意外と丈夫ですので、非常に便利です。

●防寒・雨具リスト

忘れがちであり、けっこういい加減に対策するのが、防寒対策と雨対策です。つまり寒さ対策なんですが、寒さで亡くなることが多いのが被災地の現場です。

東日本大震災の時には津波で体が冷えて、そのまま翌日の朝に亡くなっていた例が沢山あり、車のガソリンを使い暖房して、その日を何とか越した人が亡くならずに済みました

このように意外と寒さ対策は生命の維持に最終的にけっこう重要度が高いわけです。

・レインコート

カッパなのですが、基本は着ないようにしましょう。理由は必ず濡れるからです。濡れれば乾かすまでずっと濡れて冷えます。基本はレインコートは予備的な意味です。濡れたらおしまいです。ただし、全てびちょ濡れになるのを防ぐ目的があります

・レスキューシート

アルミブランケットになりますが、レスキューシートの場合は、使ってみればわかりますが、風避け対策となります。自分の体温を確保するためには、風対策が必須であり、体を温める(または冷えさせない)ためには、レスキューシートであるアルミシートが必須です。

基本は広げてしまえば1回限りなのですが、それでも、全く重さがないので、防災セットの中には必須です。1個は必ず入れておきましょう。

・毛布

防災用の専門毛布があります。保温力が全く違います。また、温める以外にも、つなぎあわせてタンカーにしたら、あとは色がオレンジなので、緊急用合図としたり、けっこう単なる毛布と勘違いしている部分があるのが、災害用の毛布になります

ですから、自宅にあるふとんの近くの毛布ではありませんよ。

・携帯用カイロ

こちらは寒さ対策の中で手軽ですが、ほぼ使い捨てなので、お子様や高齢者用の対応品と考えていいでしょう。自分でうまくコントロールして体温を維持できないので、携帯用のカイロは、その意味では数時間暖まるのには最適です。

ただし継続品ではないので、きおつけて対応しなければいけないと判断しています。

●飲料・食品

忘れがちなのが普段からの食料確保です。基本なので、しっかりと家族分で3日間は揃えるのが良いとされています。この後は、避難地域に移動して、食料配布で対応可能です。

・保存飲料水

ろ過装置があれば、基本いいのですが、保存水は約5年間と言われていますが、それほど長く保存しなくても、市販ので「日陰」のおいておけば、キャップさえあけなければ飲料水として十分対応できる範囲内です。

・非常食

非常食の専門もありますが、カロリーメイトなどの市販されているもので、すぐにエネルギーに変えられるものがよいでしょう。また、カンパンなどもいいのですが、缶がゴミになるため、あまりおススメできません。それよりもカロリーメイトなどがよいです。

●工具・器具

日曜大工品がメインとなりますので、男性向けなのですが、災害時には常に必要な日用品になりますので、最低限、3日間分程度は家族分揃えておくことをお勧めします。これを全て防災セットの中に入れるのは難しいので、大工セットの中に入れておくのがベストでしょう。

・軍手・手袋

軍手は常に災害時には外で作業をするために必須であります。また、夜になると寒くなり、防寒対策として、指先などが冷たくなると、作業が遅くなり、ミスも多発するために、常に安全対策としても重要です。

また、最近はスマホ手袋などもありますので、単なる白系の軍手だけではなく、スマホを使えるタイプのスマホ手袋も用意しておきましょう

また、1セットではなく、最低でも3回分はあるようにしないと、濡れてしまうことが多いため、乾くまでに時間がかかりますので、3回分ローテーションで対応してみるのもいいでしょう。

・便利ナイフ

十徳ナイフなどが有名ですが、あまり使う機会が意外とありませんが、個々で揃えるのは大変なので、こうした多機能便利ナイフが1個あると便利です。

使い方を間違えると、自分自身が怪我をする可能性もありますので、普段から使わない分だけ、使い慣れるようにアウトドアでも使うことをおすすめします

ナイフなので基本は大人が使うことを前提として、安全使用対策をしっかりとしましょう。

・マッチ・ろうそく

今ではオール家電の場合があり、火を扱うことが少ないのですが、災害時に、ちょっとした暖房替わりとして、廃材などを燃やして暖まるのが多いです。

その時に火を出すライターやマッチが無い場合がありますので、できる限り防災セットの中に1個はあると非常に役に立ちます。

ロウソクなどは、普段は全く使わないのですが、ライトが使えない場合などに、継続的に明かりを確保したい場合に使います。使いきりになりますので、数個あると予備にもなりますので、しっかりと対応しておきましょう。

・3WAYライト

単なる懐中電灯では最近では、災害時には不適切になっています。特に乾電池が必要であったり、LEDではない豆電球である場合は、買い替えが必須です。

3WAYタイプは、ライト以外の機能としてランタン系ライトといい、周りを軽くするためのものがありますので、正面だけで対応するのではなく回りまで明るくするタイプを用意しておきましょう。

その他、機能として「ソーラー式」「手動式」など、100円均一と違い高くなりますが、個々の機能で揃えると邪魔になりますので一体型があれば楽になります。

・ノコギリ

日曜大工でしか使わないと思いますので、大規模災害における自治会などで、貸し借りでいいと判断しています。普段から使わないし、また、災害時にも使う可能性も低いので、それほど必要がありませんが、ノコギリを使うシーンがどうしても必要な緊急の場合に無いと、生命の危険になる場合などは、1個くらいは揃えておきましょう。

・ハンマー

ハンマーについては、釘を叩いて日曜大工として使うのではなく、脱出用の「物を壊す」ほうに使います。これは重たくても1個あると、非常に便利です。

ガラスなどの危険物を効率的に壊して細かくするときなど、安全対策の上でも、ハンマーは1個あると便利です。その他、大規模災害では、あちこちに危険物が転がっているので、壊して細かくするために、必要なものとして揃えておきましょう。

●避難・応急用

普段は使うことが非常に少ない道具です。だからこそ、いざ!という時のために、少し頑張って揃えることが必要になります。こうした商品はできれば100均ではなく、専門店で購入したほうがいいと判断しています。

・ホイッスル・笛

ホイッスルも運動会で使うものではなく、使用する場合は、バッグとつないで使う方法や、ホイッスルの中に基本情報がはいるものがあります。これは100円ショップではありません。ですから専門店で購入なりさがした方がいいです。

それというのも、ホイッスルを使うシーンを想像してください。相当ヤバイ状態です。ですから、単に鳴ればいいという程度のシート、鳴って見つかった場合の時のシーンで、どのようなシーンが必要であるかをホイッスルの笛型タイプを探す場合に検討してください。

・スリッパ

シューズでもいいのですが、基本はこのスリップは、どちらかといえば室内用の足元を暖かく保つものとしてとらえたほうがいいですよ

理由としては、足元または足の指先が冷たいと、眠れないわけですよ。本当は疲れているのに冷たいままだと疲労します。ですから、避難所なんかでスリッパを履くのはいいですが、まぁ冷たいわけです。

ですから、スリッパを防災セットの中で揃える場合には、ボア系の暖かいものをメインとして揃えることが必要になります。

・地図

地図ですが普段揃えることが無いので、これは市役所などに行ってもらいましょう

地図とか必要ないと思うのは、スマホで簡単に通信が繋がる場合ですが、災害時には全く繋がらない場合、地図があると本当に便利なんです。みんなが同時に見れるし、書きこめるわけです。予定表として使う場合もあります。

市役所などにいけば安全マップなどありますから、こうした時に揃えておきましょう。

・ヘルメット・防災ずきん

ヘルメットや防災頭巾ですが、なかなか揃えることができません。本当のヘルメットですが、まず無い場合は「帽子」でいいです。帽子で十分災害の手助けになります。

ヘルメットについては、通勤用に使用しているものでいいので1個・2個あると便利です。二次災害にあわないようにするものですからね。

●家具転倒防止用

意外と忘れがちなのが、家具による事故である。それというのも、震度6程度では倒れないが、震度7クラスになれば、ほぼ全てが転倒します。そのため寝ている場合などで圧死するケースが地震関連では多いわけです。箪笥の中に衣類を沢山積めておけば、何百キロの重さになるからです。

今回は災害時における死亡事故にも繋がる安全面の観点からお伝えします。

・耐震マット

こちらも同じタイプが多く、ジェル系の青色タイプが多く、ほぼ貼るがメインです。「たったこれだけの事で安全なのか?」と思う反面、何にもないものと比較すると、非常に揺れがなくなります。1個1個販売しているのではく、セットなので、細かい時計などの置き物にも活用できる点がいいです。

・転倒防止シート

転倒防止シートは、非常に安く、販売側としてもイベント側としても、バラマキ型の商品として重宝します。実際に使う場合は、貼るタイプが多く、手軽なテーブルなどの移動物にも採用されます。シートは青色系が多く、価格もそれほど高くないのが多いです。

・止金具

重い何百キロある物の場合、しっかりとした金具ではないと意味がありません。多少の揺れなら問題ないのですが、大きな揺れが継続した場合、簡単に倒れてきます。また、直下型の場合の地震には、横揺れではなく縦揺れのため、飛ぶような形になりますので非常に危険です。

このため、金具で横・縦揺れをしっかりと固定化することが必要になります。

●その他

防災用品を揃える場合、忘れがちなのが、日常での必須項目品になります。あれば便利ではなく、なくてはならないものとして、日頃から準備しておくべきものばかりです。

防災セットの中というよりも、生命や生活にも直結することなので、リストの中には入れ忘れがないようにしましょう。

・現金

現金については、今更説明することはありませんが、地震などの大規模災害時において、意外と現金を持ち歩かないで困ったケースは多々あるわけです。

普段、生活が苦しいわけであり、余分なお金などないのが現状ですが、1週間ある程度、買い物ができるための最低限の資金は必要です。また、紙幣よりも硬貨を取り揃えるように。火災などで燃える心配が少ないからです

・印鑑

いまさら印鑑と思いますが、それは「役所」や「銀行」など、行政機関などの本人確認のための書類として印鑑が必要になるからです。災害時などでは緊急対応が必要であるのにも関わらず、こうしたお役所仕事があります。

印鑑がないために先に進めないという笑い話も災害時にはよくあることなのです。

・電池

電池については、単三・単四、そして単一がメインとなります。

普段はきにかけないのですが、実は使い勝手がよくなくなります。電源があっても、それが「争奪戦」となっており、普段使えるものが使えなくなるからです。

特に単一は普段は全く使わないのですが、災害時には意外に欠乏するタイプの電池です。

・常備薬

現在、成人の多くが何かしらの病気持ちになっており、意外と薬として、普段、抑制効果を発揮する常備薬は災害時には、けっこう重要になります。花粉症・糖尿病・下痢・風邪・肩こりなど、普段では意識しないような部分ですので、少し多めに揃えておきましょう。

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【4】買う価値がある防災商品リスト

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スマホ充電器

手動ラジオ

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