防災グッズリストで大切な事実。リアル体験で使うものだけを
当店としては、常に「損」をしないように心がけた販売をしております。
どうしても防災士は、災害で命を守るためには必須のアイテムを提案しておりますが、実際に使うケースを想定していないパターンが多いと判断しております。
逆に普段使っているアウトドア派の方にとっては、すでに必要ない防災セットの中身であり、リストに入れる必要がないと判断しております。実際の現場ですぐに使えるように・すぐに使えた経験こそが必要なわけです。今回はこの視点でお伝えします。
わかっていない古い防災セットリスト
基本、過去の大きな災害を想定して設置された防災セットリスト。これ自体は問題ありませんが、問題は数年に1回起きる大地震で対応した物をメインとしているため、あまりにも時代が古いセット品であります。
過去の災害自体は問題ないのですが、時代の速度は非常に速く、10年前にはスマホなど存在しないわけです。10年前の災害など、防災関連ではほんの少し前の話として、とらえることになりますが、10年前の時代の流れについては「大昔」になるわけです。
ですから、本質的にわかっていないパターンの防災リストが重要項目として上にあり、役には立つけれど、実際の現場ではもっと大切なものがあるのです。それがわからないで対応しているのが多くあると思います。
リストは常にバージョンアップ
ですから、リストについては常に新しいものにプラスして考えて対応しなければいけません。当たり前ですが、この件については、意外とハードルが高いと感じています。つまり、防災士とは、古い過去の蓄積が重要であり、それ以外は過去の想定が一番のノウハウとなるからです。
しかし、先ほども伝えたとおり、時代の流れが速く、例えば、スマホ充電器のようなタイプは、防災リストの中にはないのです。今の時代、スマホで連絡が取れるかどうかは死命を対応する一番の道具です。それが全くないのは不思議であります。
このように、防災リストとは常にバージョンアップして対応しなければいけないと判断したほうがいいでしょう。
2017年6月5日
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