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雪の高尾山。2014年のレポート報告
自然の力は凄いことで、雪なども同じ現状です。災害対策をしっかりとしなければいけないのですが、実際に体験すると、
「いや!大変だ!」となるわけです。
今回は体力作りでもある登山のレポートで、高尾山の珍しい「雪山」のレポートになります。ちょうど1年前のことになりますので、関東での大雪での対応になります。
まず、電車ですが、近場の高尾山駅にはいけないので、手前の駅から歩くことになりました。
こうした情報や判断は意外と大切であり、無理して車などで行くとどうなるのか?これが災害対策と大きくリンクしますね。
当然、道は雪道であり朝の一番ですから積もっている。連日の雪なので降ってはどかして溶けるのを待つのが流れです。
基本はこうした事態になれば車は極力使わないのが常識になります。
歩いて登山道まで行きますが、こんな形で、
「あの高尾山がこんなに雪が積もるなんて」という状態です。
これは災害にも言えることで、「あの事故や災害はしっていたけど対策ができなかった」という例と非常に似ていますよね。
そして、当然のごとく、こんな事態にもなります。スリップですね。
「どうにかなるでしょう」
と予想しながら、進むのはいいですが、実際にダメな時の被害はデカイので、なるべく最初から被害が少ない行動が、災害対策では求められるのです。
さて。登山道に到着。
当然のごとく雪装備をして登山します。当たり前ですが、高尾山といえども大雪ですので、低山ですが雪山です。
晴れているのでいいですが危険度はぐーんと増します。
雪山の高尾山のいいところは、このように登山道がすでに完了している点。
そして往来の人が多いので、危険度が凄く下がります。
これは災害にもいえて、危険度が少ない地域や災害対策などは、常に表裏一体である点です。
常に日頃から訓練すれば、いざという時に対応しやすいのです。
雪山の良さは、空気が澄んでいるので、遠くまで綺麗に見えることです。
高尾山からみた関東平野。綺麗に雪化粧しています。
あえて晴れている人を選んで登山できればいいのですが、雪山の場合は、危険度が2倍近くなるので、能力が低い人は、晴れている人をメインとして登山しなければいけません。
今回はたまたま晴れているので、グーンと危険度は少なくなりました。
関東での大雪はそれ自体は大変ですが、あの高尾山で雪登山が出来るのは、本当にありがたいです。
わざわざ長野県や新潟県に登山をするのに行くのが普通ですからね。
電車でいける雪登山は本当にありがたいです。
朝早く到着しているので少ないと思いましたが、山頂はこんな人だかり。
みんな同じことを考えているのがわかりますよね。
高尾山のいいところは、こうした人ごみがあるので、遭難の危険がゼロになるところです。
これはこれでよいのです。
富士山も綺麗に見えるの、観光名所としても有名ですが、雪山の高尾山の山頂は、雪登山経験者しか味わえないので、この景色は一般の形は無理なのですよね。
さて。当然の如く、どんどん進みました。
高尾山から次の城山まで行きましたが、戻りました。
なぜか?
ここから人通りが少なくなり、更に言えば、まだまだ雪が沢山残っている道が整備されていない感じであり、無理に行けば体力を大きく消耗する形になるからです。
更に言えば、1歩でも間違えれば遭難レベルに相当します。
こうした点から元来た道を引き返して無事に下山しました。
2015年2月12日
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