南海トラフ地震や鬼界カルデラなど日本の現状
今日のニュースで、なんだか、恐ろしそうな内容が2件ありました。
両方とも大型の災害が来た場合などについて、書かれていますので、お伝えします。
物流が7割減 南海トラフ
まず、南海トラフとな何でしょうか。
南海トラフとは、深い溝(トラフ)が四国の海底から駿河まであり、地震が多発する発生地帯を指します。
この南海トラフによる地震については、ここに日本最大の企業であるトヨタ自動車をはじめ、多くの製造業が集中しており、また、東海道新幹線や東名高速道路などもあり、日本の物流の心臓部とも言える場所です。
このため、余震ないし活断層が活発化した場合、大きな被害が地震により発生。更に悪いことに200年ごとに巨大地震が計測されています。
こうした事から、災害対策予防が叫ばれており、今回のニュースも関連しています。
・国内物流、最大7割減 南海トラフ地震の影響、本紙集計 (朝日新聞デジタル) – Yahoo!ニュース
巨大地震はいつ・どこで発生するかわかりません。更に南海トラフのような海底の活断層と、定期的にある周期地震の関連性が高く、災害対策・地震対策が必須なのがよくわかります。
北陸新幹線の開業も、実は日本のパイプラインを確保するために必須であり、東海地方が南海トラフで被害があった場合、北陸方面から物資を効率的に運ぶためのルートとして認識されている形になります。
こうした事から、今回のような被害試算で、対策をしっかりとしなければいけない理由となります。
鬼界カルデラという日本終わった感
南海トラフの件も凄いですが、同じ日に発表された、こちらの話題も凄いです。
・痛いニュース(ノ∀`) 九州海底「鬼界カルデラ」に活動的マグマ確認 噴火起これば国内で死者1億人 – ライブドアブログ
「死者1億人?」
とあり、全くわかりませんでしたが、こちらはマグマ学になり、地下の活動などが活発化しているということです。
鬼界カルデラとは、薩摩半島を中心とした活火山帯を指し、巨大なカルデラである。その昔、海底火山にも関わらず、南九州地方を全滅させた巨大噴火である。縄文時代に発生しており、その威力は富士山の噴火の220倍となる。
実はこうした事から、日本は世界に稀に見る巨大地震の地底であり、稀に見る地震発生地域です。
地球の中でもっとも被害にあった巨大地震(文明が滅ぶほどのもの)の40%近くが日本近辺で発生しており、今回のことも、こうした流れから来ています。
このように実際、日本は地震大国であり、災害対策として、国・企業・個人が、しっかりと対策しなければいけないのです。
2016年11月21日
|