ソニックガーデンの倉貫義人のブログを見て感想
話題のブログ情報で、ソニックガーデンの倉貫さんが書いた「手を動かせるプログラマの市場価値が高まる理由 〜 この10年間で起きた4つの環境変化 Social Change」がなかなかよかった内容であったので、この点について書いて見ます。
1:ロボットが出来る程度のスキルは価値がない
言われた事を言われた通りにするだけのスキルでは、まったく価値がないこと。言われた事だけを正確に早く対応しても、それはそれだけの価値しかなく、まして、今後のネット社会の中では、更に価値が低下すること。
全くその通りであります。ネットショップなども全く同じ道であり、単にホームページを製作して、置いていれば売れた時代はとうの昔であり、今は付加価値がないと全くうれません。こうした点などは非常に類似されている点であり興味深い点です。
その意味で、どんな事がこれからのネットショップに起きるのかを知ることにもなるので分析してみましょう
2:スーパー店長という立場の存在
ネットショップも日々進化しています。今まで出来なかった事ができるようになります。これには大きな流れがあり、キーワードは「内製化」です。社外で活用していた多くのサービスや技術を、社内化してサービス向上に結び付けます。
その中で、サービスとITの融合につながり、販売するノウハウが社内に蓄積。結果としてネットショップの店長のスキルが向上し、そのノウハウの向上のよい・悪いがスーパー店長の実力の差につながりました。
単にマニュアル通りにしていたり、単に外注だけに頼ったりしただけの所は、進歩がみられず、結果として普通以下程度の実力しか出ません。
3:スマホの登場で日々進化するスキルのキャッチアップ
この数年の流れですが、やはりスマホ対応におけるネットショップの対応力の差が、今後の数年後に大きな差になるでしょう。更にスマホに関連して、アプリやクラウドなど、ITを取り巻くスキルアップノウハウは、高度になると思います。
少し前までは、SNSをうまく活用したネットショップの実力がとっても重要でしたが、今ではこうした点までも一般スキル化しています。これと同じように、スマホ対応も、ネットショップでは新しい事でありますが、全体の潮流をみると、それまでも普通になるわけです。
今まではホームページ製作をしていれば、普通に商品が売れていたのですが、今後は、スマホ・SNS・クラウドなど、多面的な方向性の中で自然と対応できるところしか販売できなくなると思います。
4:お客様視点という新しい物の見方
新しい環境への対応力が重要であるのだが、根本的な部分は、どの時代でも「いかに買いもの側の視点を追及できるかどうか」である。
それにはとっても単純なことで、自分が買い物をすれば、その不満や不平などがあり、更には良いサイトには感動さえあるわけです。ですから、自然とネットで買い物をしている状態において、俯瞰的にサイトの質の向上をいかにスキルアップさせるかが結構重要になってると思われます。
簡単な事でも、シンプルなことが、実は簡単ではないことでもあります。
2016年6月17日
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