埼玉県知事。公務をキャンセルできず判断先延ばし
同じ埼玉県なので、現状は良くわかります。
関東一円には豪雪になるほどの雪が沢山ありました。交通機関がストップしているのは当然ですし、
非常に危ない部分がありました。東武東上線も運転見合わせとなり、けっこう大変でした。
こうした中、15日に秩父市では相当の雪が堆積し、自衛隊の要請があったとのこと。
・大雪被害、市側の自衛隊派遣要請を拒否した県 社会 YOMIURI ONLINE(読売新聞)
http://www.yomiuri.co.jp/national/news/20140217-OYT1T01287.htm
これは多くのネットニュースの中で取り上げられ、埼玉県の役人体質について批判が高まりました。
こうした流れから、今回は、その本質が見えてきました。
大雪でも自衛隊拒否の知事、クイズ大会など参加 社会 YOMIURI ONLINE(読売新聞)
http://www.yomiuri.co.jp/national/news/20140218-OYT1T01407.htm
こちらの内容によると、上田知事が公務を「しっかりと」したため、対応が後手になり、その部下である県危機管理防災部の福島亨部長は、判断決裁権がないため、17日の平日まで待っていた感じです。
これはお役所だけでの話しではなく、日本組織の問題です
よくあるパターンですよね。
報告したけど、最終判断の上司が首をふらないと、実効できないものです。
これには参ります。
今回の「災害」を見ると、神戸震災や東日本大震災における福島第一原発問題など、日本のかかえるトップの「誤り」が大きな初動対応で後手に回る結果になっている点。これには深く反省し、どうして後手の判断になってしまったのかを十分理解しないといけない。
福島部長もある程度、ゴリ押ししてサポートしなければいけない判断であったのが悲しい現実だ。
2014年2月19日
|