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基本情報何か起きた場合
エスケープルートとは。安心を買う行為
富士登山は怖い!
ベテランから見れば、笑い話になりますが、登山初心者にすれば、本当に怖い・怖い。
しかし、エスケープルートをしっかりとわかり、自前に何かあってもすぐに対処できるとわかれば、本当に気持ちの上でも楽になります。それが富士山のエスケープルートです。
多くの富士登山のサイトでは、初心者向けのエスケープルートが明記されていません。馬鹿らしいのでしょう。
しかし、当サイトはしっかりと、初心者登山向けに、しっかりとエスケープルートをご紹介します。
5合目のスタート地点で中止に
体調が悪ければ、5合目のスタート時点で中止にしましょう。
すでに2000mなので、体調によっては高山病になっている場合もあります。無理して登ることはありません。またの機会にすればいいのです。少し歩いて気分が悪い場合は、そこらへんを往復しましょう。5合目から6合目を往復するだけでも2時間は楽しむことが可能です。6合目を「仮ゴール」とする気軽さが重要です。
観光客がゴールとする6合目
バスツアーで普段着で来る最終地点は、こちらの6合目。海外のアジア系の方はここまで来る方が多いです。また、小さいお子様連れなども、ここで弁当を食べて帰る方が多いです。つまり、ハイキングコースなのです。
5合目から6合目までは1時間程度。ハイヒールでは無理ですが、スニーカー程度であれば、問題ないでしょう。ここから見える景色は、2390mの景色です。これはこれで嬉しい。
初心者であれば、まずこの場所で問題あるかどうか判断。1回目ならここがゴールでもいい感じです。下見をするという感じです。
ここで怪我などをする人はほぼゼロにちかいですが、富士登山を「体験」するという形であれば問題ないでしょう。
多少の岩道や砂利の急坂はありますが、滑落などの心配はありません。
7合目前のじぐざぐ砂利道を行く
「よーし登るぞ!」と思って、何だ!となるのが、この砂利道。ここまで広い!とビックリします。
6合目から7合目手前の山小屋日の出館まで、このような「まるで舗装された道」が、実は富士登山なのです。
ですから、ここまでは幼稚園の遠足にも工程としてあるくらい、問題ない登山道なのです。
もちろん、雨や風が強ければ、2000mの山なので一変します。
しかし、晴れの日であれば、ここまで登山しても十分です。もちろん、登山の装備をしっかりして登ります。
1度目なら、日の出館手前まで登り、ここを最終ゴールとするのもいいでしょう。
滑落する心配も、怪我をする心配もありません。初心者には高度登山を体験する本当に素晴らしい場所が富士山なのです。
「見てください。あの雲の上」
高山病にったら迷わず山小屋へ一泊
6合目から8合目まで、かなり1回目では大変でしょう。そこで一番安全なのが山小屋での一泊です。
山小屋は本当に沢山あります。日の出館・トモエ館・鎌岩館・富士一館。ここまではたぶん、だいじょうぶでしょう。
この後で、疲れが一気にきますので、鳥居館・東洋館・太子館・蓬莱館とありますので、自らの体力と相談しながら考えましょう。
山小屋の前には必ずイスがあるため、疲れを取るために30分座るのもいいです。
ただし、寒い場合は低体温症になる可能性もあるため、天気がよい日はいいのですが、悪い日は安全のため山小屋で1泊するのはいいでしょう。
1回目なら、精神的に疲れるので、鳥居館以上の山小屋で1泊する登山計画がいいと判断します。
1万円あれば問題ないので、現金を必ず用意しておきましょう。
登ったらいいけど下りれない一方通行から学ぶ最短エスケープルートとは
富士山は他の山と比較して圧倒的に違うのが「登りだけ」というシンプルさがあります。
このため、実は一旦、7合目から登り始めると、下るのは一方通行のため、ほぼ登るしかない現状になります。
これは登山初心者には恐ろしいことでありますので、しっかりと認識しておかなければいけません。
しかし、実は8合目の太子館から下山ルートと初めてつながる場所があります。これが富士山のエスケープルートとなります。
詳細はこちら。
わざわざ富士山山頂まで行かなくても「帰れる」わけですが、実はこの情報はほとんど公開されていません。
理由は、もし、公開されれば、富士山ご来光ツアーが否定されるため、ともかく山頂に行くことが使命となっているからです。
しかし、登山初心者であれば、ぜひ、このエスケープルートをしっかりと認識して富士山を登山してみましょう。
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