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ご来光登山の功罪。雨の日は山頂に行かないで!
とうとう、富士山登山が本格化し、ご来光登山も普通になります。
そこで、良くある「大間違い」についてお伝えします。それがご来光が見えないのに、富士山の山頂にいくことです。
今回は、山小屋の「御来光館」のデータから見てみます。
上の画像のように、夜中の2時半からご来光が出る4時半まで、登山者が山頂に向けて登山しております。
結果として、それはご来光をみるための登山でありますので「大失敗」しているわけです。
ある程度の経験者なら、明日の早朝の天気を予想し、山頂のご来光登山を断念します。
なぜなら、上の画像のように山頂に行っても、見えないからです。
実際、山頂にいる方が、今日の様子をレポートしておりました。
7月12日の富士山頂上は霧に覆われています。雨が降ったりやんだり。気温は6.1℃ 時折強い風が吹きます。
視界が大変悪いです。 pic.twitter.com/g3hm0otWie— mush(植田めぐみ) (@mushphoto) July 11, 2018
ですから、こんな場所から、ご来光を見ようと登山する計画自体が幼稚なのです。
厳しい言い方かもしれませんが、登山初心者はハッキリとこうした認識をもって富士山の登山をしなければいけません。
雨・風が強い登山はレベルが相当高くなる
そして、更に重要な事は、初心者にとって、大変な登山が、更に大変になることです。
これは危険であり、3600m近くの山場です。
登山上級者でも、色々と経験したからこそ対処できるノウハウであります。
それが1度程度しかノウハウがないのに登山しては最悪です。
ですから、こうした場合は下山の一拓です。
無理に登山するのは厳禁だと認識して対処しましょう。
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