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立つ事すら出来ない暴風。どうして富士山は、そんな状況になるの?
1度だけですが、暴風の中を登山しました。
もちろん、「わざと」でありますので、ご理解ください。
まず結論。
木がなく、遮るものがないからです。
ツイッターで最近の話題になりました。
富士山を下山中。
今まで味わったことのない爆風でございます。w#富士山 #登山 pic.twitter.com/q4gTTy5Jdf
— テイラー★DRONE登山家 (@app_taylor) August 8, 2018
立つことが出来ない。踏ん張っても吹っ飛ぶ
暴風訓練として、あえて、風速20m以上である中を登山しました。
場所は御殿場。早朝です。
双子山まで登山する計画で、普段ならピックニックです。
そんな中、晴れでありましたが、ある程度は風があり、進める所まで進む訓練。
双子山まで行きましたが、ここからが本番。
殺される!
と思いました。
自然をなめていました。
自業自得という言葉、頭の中に入りました。
立つ事が出来ず、座ると転がる。
いやいや
本当に先に進まず良かったです。
どうして暴風となるの?それは森林限界点
風を遮るのは森です。
樹林帯といい、富士山の場合、その限界点が、5合目近くでなくなります。
結果として、丸坊主状態となり、風はそのまま突風となります。
高度が高いうえに、森林限界点を超えて、遮るものがない。
この状態ですので突風の暴風となります。
知る事。わかる事、だから登山中止
暴風の危険は、体験しないとわかりません。
ただ、このように知る事で、少しでもわかれば、暴風になる前に下山。
仮に暴風になったら、即確認しながら下山。
もう、無理となれば山小屋で待機です。
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