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富士山の登山中止とは何？富士山ガイドの存在とは

富士山では、登山中止が良く言われています。

【重要なお知らせ】
本日のトレステは強風および豪雨のため誠に勝手ながらお休みとさせて頂きます。
また明日からは通常に営業いたします。
登山を計画されている方は大変危険ですので登山をしないで下さい。

— MtFuji TrailStation (@Trail_Station) August 23, 2018

8月23日15:55の富士山頂上です。
雨風共に強く、危険な状態です。
これから深夜にかけて更に強まる予報です。明日も今日と変わらない予報です。富士登山は控えてください。
気温は8.4℃です。 pic.twitter.com/eQdhz6UjNe

— mush（植田めぐみ） (@mushphoto) August 23, 2018

8月23日蓬莱館です！
本日雨、風強く富士スバルライン止まってます！明日も雨予報となりますのでスバルラインのバスの復旧は未定となります！
登山控えていただくようお願いします！

— 蓬莱館2018 (@Horaikan_3150m) August 23, 2018

こんな感じで、登山中止・延期を勧めております。

結果として、こんな日に登山する人はいないのですが、こうした状況は、山の天候が変わりやすいため、常にリアルタイムで判断しております。

その中での存在が富士山ガイドになります。

富士山ガイドとは

富士山ガイドとは、富士山の登山リーダーです。富士山の吉田口５合目なら、その吉田口から山頂へ行き、また下山して５合目まで戻るのを「責任」をもって管理する登山のスペシャリストです。

登山中であれば、椀章をつけており、夜間の登山であれば、警告灯をリュックにさしている人です。

この人たちが、富士山ガイドであり、その決断と判断は絶対です。

・登山中止としたら全員従う事を義務づける力

ですから、ツアーの場合などは、特に富士山ガイドの判断で、山頂へ行くかの登山継続か中止かを判断します。

いくら登山者が行きたいと判断しても無理です。それだけの決定権があります。

このため、「暴風」「台風」「大雨」「豪雨」などの判断で、登山中止とします。

個々の判断も重要ですが、富士山ガイドは、横の組織もしっかりとしており、常に仲間同士で判断し全員で危険を共有します。

結果として、危険と判断したら、他の富士山ガイドも同じように危険と判断し、多くのツアーが富士山登山中止となります。

このように、富士登山では、富士山ガイドの力があり、独自で登山する場合には、非常に参考になる形になっております。